2010年10月30日土曜日

DVD-Video、BDMV、UMD®Video、LaserDisc、Hi-Vision LD、Blu-ray 3Dについて

DVD-Videoは、DVDに複数の映像、音声、字幕とメニュー画面、チャプターを記録するアプリケーションフォーマットのことです
BDMVは、Blu-ray Discに複数の映像、音声、字幕とメニュー画面、チャプター、BD-J、BD-Liveを記録するアプリケーションフォーマットのことです
UMD?Videoは、UMDに複数の映像、音声、字幕とメニュー画面、チャプターを記録するアプリケーションフォーマットのことです
LaserDisc, LD, LaserVision, LVは、アナログ方式のビデオディスクで世界初の光ディスクです1981年10月9日に、
パイオニアが日本向市場向け最初のLDプレーヤーLD-1000を発売しました。正式規格名は、LaserVisionで、LaserDiscはパイオニアの登録商標でしたが、
途中で正式規格名は、レーザービジョンディスクに、変わり1990年2月には、正式規格名が、レーザーディスクになりました。LaserVisionは、LVと呼ばれていました。LaserDiscは、LDと呼ばれていました。
ビデオコーデックとオーディオコーデックについてなのですけれども、その前に、コーデックについて、簡単な、解説を、させていただきます。コーデックとは、符号化方式を、使って、
データの符号化と複合化を、双方向に、行うことのできる装置や、ソフトウェアなどのことでありそのためのアルゴリズムのことでもある。
コンピュータで扱う際に必要な記憶容量を減らすため、情報の損失を起こさず情報量を減らす事を圧縮と言いいます。 
その中でも、特に動画に対しては動画視聴(あるいはそれをする人間)の持つさまざまな性質・特性を踏まえた特別なアルゴリズムによる圧縮が行われる場合が多いです。
その際に用いられる圧縮・展開(エンコード/デコード)を行うアルゴリズムプログラムのことを、コーデックと言います。
DVD-Videoで使用可能なコーデックは、MPEG-2、MPEG-1の2種類ですビットレートは、MPEG-2の場合最大約9.8Mbps、MPEG-1の場合最大約1.859Mbpsですビットレートとは、
デジタルビデオ、デジタルオーディオの転送速度の1秒間あたりの平均のことです。単位は、bpsと、書いてビットと読みます。一般的には、ビットレートが、
高ければ高いほど高品質になりますが、ビットレートが、同じでも2倍のビットレートを、使用したときと同じクオリティに、なってしまうコーデックもあります。
走査方式は、インターレース方式とプログレッシブ方式MPEG-1では、インターレース方式に、固定されます
解像度は、NTSCの場合Full D1:720×480、Cropped Full D1:704×480、Half D1:352×480、SIF:352×240、
PALの場合Full D1:720×576、Cropped Full D1:704×576、Half D1:352×576、SIF:352×288です。
NTSC方式を、採用している国は、アメリカ、カナダ、メキシコ、日本、台湾、韓国、フィリピン、中南米諸国の一部、太平洋諸島の一部などです。PAL方式を、採用している国は、
西ヨーロッパ、ASEAN諸国、中東の、アフリカ、ブラジル、オーストラリアなどで
MPEG-1では、SIFに、固定されます
フレームレートは、NTSCの場合規格上29.97fpsですが実際のフレームレートが24fps(23,976)で記録されたものもありますPALの場合は、25fpsです

BD-MVで使用可能なコーデックは、MPEG-2、MPEG-4 AVC、VC-1の3種類ですビットレートは、最大約40Mbpsです
MPEG-4 AVC、VC-1は、MPEG-2の2倍から10倍の画質があると言われています
走査方式は、インターレース方式とプログレッシブ方式
解像度は、1920x1080、1280x720、720x480です
フレームレートは、29,97、24、59,94で、解像度と走査方式の組み合わせによって異なります

UMD?Videoで使用可能なコーデックは、H.264/AVC Main Profile Level3ですビットレートは、最大約10.0Mbpsです
走査方式は、インターレース方式とプログレッシブ方式
解像度は、プログレッシブ方式720x480, 352x480, 352x240、インターレース方式720x480, 352x480
フレームレートは、プログレッシブ方式23.976Hz, 29.97Hz、インターレース方式29.97Hz

LaserDisc, LD, LaserVision, LVの映像は、アナログ方式のダイレクトFM変調したNTSC信号で、記録されていますアナログ方式なので無圧縮です、
走査方式は、インターレース方式
水平解像度 CAV方式336本から440本以上 平均水平解像度400本以上 CLV方式常時330本前後
フレームレートは、30
LDはNTSCの全ての帯域をそのまま記録しています、DVD-Videoなどのようなデジタル圧縮が一切ないので非常に高画質です

Hi-Vision LDの映像は、アナログ方式の、ハイビジョン映像に、MUSE方式の特殊なデジタル圧縮をかけたものです
走査方式は、インターレース方式
有効1,035本 
フレームレートは、30

DVD-Videoで使用可能なコーデックは、
リニアPCM(1.0ch-2.0ch/最大96kHz/最大24bit)ドルビーサラウンド、ドルビープロロジックII、ドルビーデジタル(1.0ch-5.1ch/48kHz/最大448kbps)、ドルビーデジタルサラウンドEX(6.1ch/48kHz/最大448kbps)
DTSデジタルサラウンド(5.1ch/48kHz/24bit/最大1536kbps)、DTS-ESマトリックス(6.1ch/48kHz/24bit/最大1536kbps)、DTS-ESディスクリート(6.1ch/48kHz/24bit/最大1536kbps)、DTS 96/24(5.1ch/96khz/24bit/最大1536kbps)
BD-MVで使用可能なコーデックは、
リニアPCM(1.0ch-5.1ch/最大192kHz/最大24bit、7.1ch/最大96kHz/最大24bit)ドルビーサラウンド、ドルビープロロジックII、ドルビーデジタル(1.0ch-5.1ch/48kHz/最大640kbps)、
ドルビーデジタルサラウンドEX(6.1ch/48kHz/最大640kbps)、ドルビーデジタルプラス、ドルビーTrueHD(1.0-5.1/192kHz/最大18Mbps、7,1ch/96kHz/最大18Mbps)
DTSデジタルサラウンド(5.1ch/48kHz/24bit/最大1536kbps)、DTS-ESマトリックス(6.1ch/48kHz/24bit/最大1536bpsk)、DTS-ESディスクリート(6.1ch/48kHz/24bit/最大1536kbps)、DTS 96/24(5,1ch/96khz/24bit/最大1536kbps)、
DTS-HDハイレゾリューションオーディオ(最大7.1ch/最大96kHz /24bit/6Mbps)、DTS Expres、DTS-HDマスターオーディオ(最大5.1ch/最大192kHz/24bit/最大24.5Mbps、最大7.1ch/最大96kHz/24bit/最大24.5Mbps)
UMD?Videoで使用可能なコーデックは、
ATRAC3plus?2ch48kHz最大768kbpsドルビーサラウンド、ドルビープロロジックII
LaserDisc, LD, LaserVision, LVの
アナログ(FM)、ドルビーサラウンド、デジタル、リニアPCM(2ch/44.1kHz/16bit)、ドルビーサラウンド、ドルビーデジタル(5.1ch/44.1kHz/最大384kbps)、DTSデジタルサラウンド(5.1ch/44.1kHz/24bit/最大-k)
Hi-Vision LDの
リニアPCM(2ch/48kHz/16bit、4ch:3-1/32kHz/12bit/ステレオ)ドルビーサラウンド